オタクの皆さんならきっと共感していただけると思いますが、お部屋が推しグッズでいっぱいになってしまい、ミニマリストのようなシンプルな暮らしに憧れつつも、どうしてもその夢が遠のいてしまう……というお悩みは、とても多いですよね。
フィギュア、ぬいぐるみ、ポスター、タペストリー、アクリルスタンド、缶バッジなど、気づけば棚は満杯、壁は推しで埋め尽くされ、床の下の収納スペースまで箱で占領されてしまいます。ミニマリストの本を読んだり、SNSで「持たない暮らし」の写真を見たりすると「私もあんな部屋にしたい!」と思いますよね。でも、現実はなかなかそうはいきません。

なぜこんなにグッズが溜まるのか?
まず、推しグッズはただの「物」ではないからです。推しの笑顔が描かれたタペストリーは毎朝の癒しですし、フィギュアは「お部屋に推しがいてくれる」特別な存在です。限定品や描き下ろしイラストのグッズは特に「これを手放すなんて考えられない」と感じますよね。イベントで手に入れた痛バッグやコラボ商品には大切な思い出が詰まっていますし、ぬいぐるみはまるで推しのパートナーのように愛着が湧いてしまいます。そのため、断捨離をしようとしても基準は「推し関連かどうか」になってしまい、結果として非推しグッズだけ減らしてもお部屋は一向にスッキリしません。
ミニマリストの基本は「本当に必要なものだけを残す」ことですが、オタクにとっては推しグッズのすべてが「必要」なのです。SNSで他のオタクさんの豪華なコレクションを見ると、「もっと飾りたい!」という気持ちが刺激されて、さらにグッズが増えてしまいます。狭いワンルームにお住まいの方でも、専用棚やディスプレイケースを追加して対応されている方が多いようです。
それでも、時々「ミニマリスト化」に挑戦される方もいらっしゃいます。デジタルグッズに移行したり、本当に厳選したものだけを飾ったり、季節ごとにローテーションしたりと工夫されています。しかし、新作グッズが発表されると「これも追加しなければ!」となって、結局元通りになってしまう……というお声をよくお聞きします。
最近は「オタク向けミニマリズム」とも呼べるスタイルも見られるようになり、透明ケースでほこりを防ぎながら美しく並べる方法が人気を集めています。お部屋がグッズだらけになってしまうのは、推しへの深い愛情の表れです。ミニマリストの夢が遠のいても、推しに囲まれた空間で過ごす毎日は何物にも代えがたい幸せがありますよね。無理にシンプルを目指さず、「これは私の聖地」と胸を張って楽しむのが一番ではないでしょうか。あなたのお部屋も、きっと推しの温かさで満ちていますよ。